高槻ジャズストリートでは音楽を通じた人の交流を目指しています。第8回を迎える今年の高槻ジャズストリートでは、韓国からミュージシャンを招き、日本と韓国の交流を図ろうという企画が上がっています。
人と人との交流には、お互いが離れた場所にあっても実際に会うことがとても重要です。すべてボランティアスタッフで運営される高槻ジャズストリートでは、時間の都合や経済面で制約もあります。韓国のように海外の場合はなおさらです。
そこで、まち株が高槻ジャズストリートのボランティアとして韓国へ渡り、現地での打ち合わせなどを担当して、韓国の人たちと高槻ジャズストリートとの橋渡しの役目を務めさせていただくことにしました。
2006年2月6日から9日まで、韓国・ソウルへ行って来ました。
韓国側の受け入れを引き受けていただいた音楽プロデューサーのホンさん(写真左)と、今回のお話を取りまとめてくれたキョンさん(写真右)。キョンさんは東大阪ケーブルテレビの韓国レポーターをされています。
ホンさんが前もって韓国のミュージシャンの方々に声をかけてくださっていました。そこで私たちが実際に現地に行って、高槻ジャズストリートの趣旨を説明し、ミュージシャンの方々の意思を確認して、出演に関する詳細の打ち合わせをしました。
「ぜひ私たちの演奏を聞いてほしい」とSaxプレイヤーのカン・ジンハンさんたちが演奏を披露してくれました。カンさんはサッカーをしていた時に骨折してしまいベストの状態ではなく怪我を押しての演奏でしたが、素晴らしい演奏でした。
音楽を通じての交流を図りたいという趣旨に賛同していただき、高槻ジャズストリートに出演してくださるミュージシャンの方々は、
写真左から、カン・ジンハンさん(サックス)、ユ・ハラさん(ボーカル)、パク・ラーオンさん(ボーカル)、オウ・チョンテクさん(ベース)、キム・ウソクさん(ボーカル)。
写真左から、チョン・ボンヨンさん(パーカッション)、パク・ソンホーさん(ギター)、ザン・テーギョンさん(ドラム)、パク・サンミンさん(キーボード)。
カンさん以外は日本へは初めてだそうです。「Korea-Japan Freindship Jazz Concert」やAPECの開幕式での演奏などみなさん実力派揃いです。「韓国と日本の人たちの友情を深めるのに、音楽はいい方法です」とパクさん。
カンさんたちは日本へ行って韓国のジャズを知ってもらおうと、「韓国オリジナル」なジャズを高槻ジャズストリートで披露してくださるそうです。韓国の民謡をアレンジした曲もあり楽しみです。
「ソウルの次は高槻でお会いしましょう」とメンバーのみなさんと再会を約束して別れました。
昨年の「室蘭ジャズクルーズとの交流」に引き続いての交流事業として、私たちまち株は人と人を結びつけるお手伝いをしたいと思います。